「平成28年熊本地震」が4月14日に発生したことを受けて、JMAT(日本医師会災害医療チーム)が派遣開始されました。
東病院からも5月18日をかわきりに、延べ2日間2班のチームを編成し、避難所の救護所での医療支援活動を行ってきました。
被災から約1ヶ月経過した熊本県益城町の町並みは未だ倒壊した家屋が手付かずのまま散見され、今回の地震の凄まじさを改めて重く受け止めさせられました。
第1班は、益城町保健福祉センター内での救護所で診療活動を行いました。
第2班は、益城町総合運動公園で屋外テントを設営しトレーラーハウスを利用した救護所での診療や避難所内の巡回診療を行いました。
受診された患者様も割りと軽症の方が多く、周辺地域の医療機関も再開され、医療支援も一段落した様子もうかがえる反面、未だ多くの避難者の方々が避難所で生活を余儀なくされており、これからは精神面への影響や、先の見えない将来への不安などの生活課題への支援が必要であるように思えました。
- 第1班
院長 東 敏寛 (医師)
看護部長 山﨑のり子 (看護師)
看護師 東 麻由美
事務長 中川博文
- 第2班
副院長 松尾和彦 (医師)
看護師長 弓削田さつき (看護師)
事務長 中川博文
医療相談員 雨森英文 (社会福祉士)